オンラインカジノの不正事情!不正行為の現状

オンラインカジノの不正はあるのでしょうか。オンラインカジノは基本的にはコンピューターのプログラム上で処理が行われます。

つまりプログラムを意図的に書き換えることで簡単に確率操作することができるといえるでしょう。オンラインカジノは、不正を行いやすい環境にあるといえます。

オンラインカジノにおける不正行為とは?

カジノでは頻繁に大金が動くことがあるため、業者も客も不正行為に注意を払わなければいけません。運営業者が不正を行うと、客は大きな不利益を被ることになるでしょう。また、その逆で客が不正を行うとことで、業者が不利益を被ることも考えられます。そのため、カジノにおいては業者も客も共に不正行為に対して注意を欠かしてはいけません。

もちろん、オンラインカジノでも同じことが言えます。むしろ、オンラインカジノでは通常のランドカジノよりも注意を払う必要があります。ランドカジノでは、マシンに違和感がある、ディーラーが怪しいなどのおかしなことがあれば不正されていると見極められるでしょう。しかし、オンラインカジノでは、不正を見極めるのが非常に難しいです。

というのも、オンラインカジノはインターネットを介してスマホやパソコンなどの端末でカジノをプレイします。オンラインカジノでは端末に映るデジタル画面が全ての情報となるので、画面越しで不正をされてもすぐに気付けるユーザーは少ないでしょう。

だからといって、オンラインカジノでは不正を見極める術がないのかというと、そうではありません。正しい知識を身に付けておけば、不正を見極めることは可能です。

また、オンラインカジノではオンライン上のサービスということもあり、信用が第一です。そのため、現在人気の優良とされるオンラインカジノサイトでは、不正は行われてはいません。

とはいえ、できたばかりのサイトでは何があるか分からないので、不正行為に気付けるように注意は欠かさないようにしましょう。また、カジノ業者側、ユーザー側における不正行為について詳しく知っておくことも大切です。

オンラインカジノ業者の不正

まず紹介するのが、オンラインカジノ業者の不正についてです。業者側が不正を行うと、ユーザーはプレイすればするだけ損失を被ってしまいます。また、オンラインカジノでは、業者側が簡単に不正を行うことができる環境にあります。

不正するためのシステムが高度なものであれば、初心者が不正に気付くことは非常に難しいです。それに加え、初心者ほど負けを取り返そうと、闇雲にお金を投じてしまいがちです。

そこで、安心してオンラインカジノで遊ぶためには、知名度が高いオンラインカジノサイトを利用することです。さらに老舗サイトであればなお良いです。人気のある優良のオンラインカジノは、これまでに不正などのトラブルがなかったからこそ、評判が良く人気を集めています。

また、老舗サイトはユーザーに信用してもらうことこそが、登録者を増やすために何よりも重要なことだと知っているので、そのようなサイトで不正行為が行われるようなことはありません。万が一でも、不正が行われてバレると、ユーザーからの信用を一気に失い、誰も遊ばなくなってしまいます。そうなれば、業者側の利益がなくなってしまうので、優良のオンラインカジノサイトではより不正に注意を払っています。

そして、ユーザーに信用してもらうため、業者内部で勝手に誰かが不正を行ってしまわないために、カジノゲームの開発と運営を別々の業者が行うようにしています。ゲーム開発を行う業者にゲーム制作を依頼し、納品されたゲームをそのまま導入するため、オンラインカジノの運営業者が不正システムを組み込むことができません。

このような形を取って運営している場合は、ユーザーに対してゲームには不正はありませんと知ってもらうため、ゲーム開発は他の業者に依頼しているということをサイト内に記載していることが多いです。そのため、サイト登録前に確認しておくと良いでしょう。

大手のサイトでは不正はありませんが、そこまで知名度がないオンラインカジノでは、登録ユーザーが少なく、その分利益も少ないので不正をしてでも利益を出そうとしている業者も存在します。

そのため、これからオンラインカジノを始めようと考えている方は、なるべく知名度が高い有名なサイトを利用するようにしましょう。加えて、歴史ある老舗サイトであればなお安心です。

ユーザー側の不正

オンラインカジノでは、ゲームをプレイするユーザーが不正を行うのは非常に難しいです。ランドカジノのようにマシンに実際に触れて操作するわけではなく、生身のディーラー相手にゲームをするわけではないので、ゲームシステムに隙がないのであれば不正はほぼ不可能です。

しかし、過去にはユーザー側が不正を行ったことがあります。それが2005年から2008年の間行われたボーカーでの不正です。一部のユーザーだけが非常に高い勝率を叩き出していたため、そのことを不審に思った他のユーザーが報告したことで不正が判明しました。

その不正というのが、ソフトウェアのセキュリティに穴があり、そこを利用して対戦相手のカードが何かを見ていたのです。そして、この不正には運営業者の社員も関与していました。内部の人間の関与により、このような不正を可能としていました。結果的には、不正を行った犯人たちには7,500万ドルもの損害賠償が請求されました。

オンラインカジノではゲームシステムに隙がなければ不正ができないと言いましたが、逆に隙があれば、高度なハッキング技術を持ったハッカーなどからゲームシステムの隙を突いて不正を行われてしまいます。

とはいえ、不正をして利益を出したところで、ユーザーや業者が気付き、莫大な額の請求をされてしまいます。ですので、不正ができそうでも止めておきましょう。

オンラインカジノのライセンス

安心安全にオンラインカジノを楽しんでもらうため、近年では国がライセンスの発行を行うようになりました。オンラインカジノにおけるライセンスとは、政府からの監査を通過したサイトのみに発行される国から許可証のようなものです。つまり、ライセンスが発行されたサイトは、国から安全に遊べるオンラインカジノだと認められたということでもあります。

日本では、カジノ自体が禁止されていますが、海外ではカジノが合法の国も多く、中にはカジノビジネスを国が率先して成長させようとしている国もあるほどです。というのも、カジノは観光客増加の効果が見込めているため、国を上げてカジノビジネスに力を注いでいます。

そこで、カジノに力を注いでいる国は、オンラインカジノにも力を入れています。そして、まずはユーザーに安全に利用してもらうために、安全なオンラインカジノサイトの指標としてライセンスを発行するようにしています。そして、業者がライセンスを発行してもらうためには、政府からの監査に通過しなければいけません。

政府の監査では、主にゲームの公平性やお金の管理、セキュリティ面など、様々な観点から安全なサイトかどうか、信頼できる業者かどうかを判断します。さらに、監査は一回限りではなく、定期的にあるので、ライセンスを取得してからもきちんと運用していないといけません。

つまり、ライセンスを取得しているサイトは、国からの信頼を得ているので、安心して利用することができます。

とはいえ、全ての国でライセンス制度を導入しているわけではなく、一部の国や地域だけです。また、国によっては監査が緩い国もあります。ですので、なるべく厳しい監査を行っている国から発行されたライセンスを取得しているサイトを利用するようにしましょう。監査が厳しい国や地域は、ジブラルタルやマルタ、マン島などです。

ライセンスの取得には、政府からの監査を通過するために運営体制の見直しやセキュリティ面の強化など様々な手を打ち、お金をつぎ込む必要も出てきます。そのため、せっかく取得したライセンスを不正行為で剥奪されるのは勿体ないですし、評判が落ちるようなことを業者側がしようとは思いません。

また、上記で紹介した業者内部の人間が関わったポーカーの不正行為のようなことがないように、政府は運営体制を厳しく見ています。内部の人間が不正行為を行える環境ではないかもチェックされています。

そのため、ライセンスが取得されているサイトでは業者側の不正はもちろん、ユーザーが不正をできないようにもなっているので、安心して遊ぶことができます。

ライセンスの確認方法

不正のないオンラインカジノを見分けるためには上記で紹介したライセンスを参考にすれば問題ありません。それでは、どうやってライセンスを確認したらいいかを解説します。

ライセンスを確認するためには、オンラインカジノのサイト内の情報を確認することです。せっかく取得したライセンスなので、ユーザーに向けて「自分たちのサイトは安全です」と伝えるためにも、ライセンスを取得していればサイト内にライセンスの情報を掲載していることがほとんどです。

主にサイト内の概要ページに分かりやすく掲載しているので、サイト登録前に、利用しようとしているサイトがライセンスを取得しているかを確認しておきましょう。政府から発行されたライセンスの書類を確認することができます。

また、ライセンスを取得しているサイトはどこもきちんとした優良サイトなので、概要ページにはライセンス以外にも、様々な情報を細かく掲載しています。逆に、掲載されている情報が少ない場合は、悪徳業者である可能性もあります。

オンラインカジノ選びでは、運営業者の情報を細かく把握しておくことが大切です。また、オンラインカジノは海外で運営されているので、表記が外国語で分からないことも多いとは思います。そのような場合は、翻訳機能などを駆使して情報を確認しましょう。