バカラ攻略・必勝法であるモンテカルロ法の賭け方、手順を実際のオンラインカジノのバカラ画像で実践、丁寧に分かりやすく解説します。
モンテカルロ法は、バカラでの資金管理、マネーシステム、システムベット法の１つです。
モンテカルロ法の特徴、実践シミュレーションから検証した確率と期待値。モンテカルロ法のメリット、デメリット、注意点をまとめました。
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編集部
モンテカルロ法
モンテカルロ法は、安定感に優れ、コツコツ資金を増やしたい人におすすめの賭け方です。
名前の由来は、モナコ公国にあった同名のカジノを破産させたことから付けられたといわれています。
真偽の程は定かではありませんが、かなり強力な賭け方であることは間違いありません。
この記事では、そんなモンテカルロ法を初心者の人でも理解できるよう、分かりやすく説明します。
モンテカルロ法の特徴
モンテカルロ法は、2倍、3倍配当のゲームに有効です。
負け分を回収して確実に利益を出す追い上げ型のシステムベットですが、マーチンゲール法やココモ法と比較すると、連敗時の賭け金の増え方が緩やかなため、パンクのリスクが小さい点が特徴です。
そして、もう1つの大きな特徴は「勝率が50％以下でも利益が出る。」という点です。
バカラの勝率は約50％ですから、50％を切っても利益が出せるモンテカルロ法とは相性がよく、カジノ上級者の人にも好まれています。
モンテカルロ法の賭け方
それでは、モンテカルロ法の賭け方を説明します。
モンテカルロ法は3倍配当のゲームにも使えるのですが、ここではバカラの攻略法ということで、2倍配当での使い方を解説します。
簡単な計算式を使うため、実践する時はメモを使ったりエクセルなどのアプリを使い、賭け金を間違えないようにしてください。
■モンテカルロ法の概要
- 任意の数列を書く。1 2 3 4 など。
- 両端の数字を足した金額を賭ける。
- 勝ったら両端の数字を消し、負けたら賭けた数字を右端に足す。
- 以降は両端の数字を足した金額を賭け、勝ったら消す、負けたら右端に足すを繰り返す。
- 全ての数字が消える、または1個だけ残ったらセット完了。
実際に数字を使って説明します。
【例1】
1ゲーム目で両端の数字を足した4を賭けて負けたので、4を右端に追加します。
2ゲーム目は両端の数字を足した5を賭けて負けたので、5を右端に追加します。
3ゲーム目は両端の数字を足した6を賭けて勝ったので、1と5を消して、2 3 4 が残ります。
この要領でゲームを進めていき、6ゲーム目で全ての数列が消えたので、モンテカルロ法が成功してセット完了です。
【例2】
今回は、7ゲーム目で勝って数列に4が1つ残りましたが、モンテカルロ法はこの時点でセットを完了します。
【例2】では、7回の試行で3勝4敗と負け越しているにも関わらず、プラス収支になっている点を確認してください。
勝率50％以下でもプラス収支になる点が、モンテカルロ法のメリットなのです。
バカラでモンテカルロ法の実践
それでは、モンテカルロ法をバカラで試してみましょう。
バカラの勝率はバンカーの方が若干高いのですが、バンカーの勝ちに賭けて勝利すると5％のコミッション（手数料）を引かれてしまうので、2倍配当のプレイヤーのみに賭けて実践します。
■1ゲーム目 ゲーム前の数列：1 2 3
数列は、分かりやすいように「1 2 3」としました。1ゲーム目は両端を足した4ドルを賭けて負けたので、右端に4を追加します。
ゲーム後の数列：1 2 3 4
■2ゲーム目 ゲーム前の数列：1 2 3 4
2ゲーム目は、両端の数字を足した5ドルを賭けます。今回も負けたので、5を右端に追加します。
ゲーム後の数列：1 2 3 4 5
■3ゲーム目 ゲーム前の数列：1 2 3 4 5
数列の両端を足した6ドルを賭けます。今度は勝ったので、1と5を消します。
ゲーム後の数列：2 3 4
■4ゲーム目 ゲーム前の数列：2 3 4
数列の両端を足した6ドルを賭けます。負けたので、6を右端に追加します。
ゲーム後の数列：2 3 4 6
■5ゲーム目 ゲーム前の数列：2 3 4 6
数列の両端を足した8ドルを賭けます。勝ったので、2と6を消します。
ゲーム後の数列：3 4
■6ゲーム目 ゲーム前の数列：3 4
数列の両端を足した7ドルを賭けます。負けたので、7を右端に追加します。
ゲーム後の数列：3 4 7
■7ゲーム目 ゲーム前の数列：3 4 7
数列の両端を足した10ドルを賭けます。勝ったので、3と7を消します。
これで残った数字が4だけになったので、モンテカルロ法が成功してセット完了です。
ゲーム後の数列：4
モンテカルロ法の収支シミュレーション
収支表はこちらです。
3勝4敗と負け越しましたが、モンテカルロ法の長所が出たため、2ドルのプラスで終えることができました。
モンテカルロ法の検証結果
これまで見てきたように、モンテカルロ法は数列を使いますから、頭の中だけで計算していると間違えやすいです。
使用する時は、必ずメモなどを用意して正しい金額を賭けるようにしてください。
また、最初の数列は任意で変えられますが、あまり大きな金額にすると連敗が続いた時や勝負が長引いた時に賭け金が大きくなりすぎることがあります。
勝率50％以下でも利益が出るシステムベット法なので、焦らず着実にセットを成功させて利益を出すようにした方がいいでしょう。
モンテカルロ法のデメリットと解決策
モンテカルロ法は、確実性の高い優秀な賭け方ですが、完璧な方法ではありません。
ここでは、モンテカルロ法の欠点とその対処法について解説します。
勝負が長引いたら損切りも考える
モンテカルロ法は、損失を1回で取り戻すのではなく数回に分けてゆっくり取り戻すため、連敗しても賭け金が跳ね上がることはありません。
しかし、セットを完了するためには連勝が必要なので、1勝2敗のような展開が続くと賭け金と損失が少しずつ大きくなっていきます。
こちらのシミュレーションをご覧ください。
「ここで連勝できたら、セット完了で○ドルの利益が出る。」という場面で負けが続くと、賭け金と損失が徐々に増えていきます。
非常にストレスのたまる展開ですね。
シミュレーションでは2連敗後に勝てているからこの程度で収まっていますが、3連敗以上するとさらに賭け金が上がり、パンクのリスクが出てきます。
このような流れの時に「あと1勝でセット完了。」という場面まで来たら、欲張らずに損切りすることも考えましょう。
モンテカルロ法は、優秀なシステムベット法なので1回ぐらい損切りしても、取り返すことは十分に可能です。
流れが悪い時にはスパッと損切りする決断力も、勝てるギャンブラーには必要です。
セットが終わってもマイナスになることがある
上のシミュレーションを少し変えたこちらの表をご覧ください。
13ゲーム目で勝利して、数列に1つしか数字が残らなかったので、モンテカルロ法は成功していますが、マイナス収支になっています。
モンテカルロ法では、最後に数字が残るとマイナスになる場合があることも知っておいてください。
どうしてもプラスで終わりたい人は、残った13の数字を2つに分けて続けることができますが、最初から賭け金が大きくなりますのでおすすめはしません。
モンテカルロ法は、長期的に利益を出していく賭け方なので、このような状況になっても賭け方を変えずに淡々と続けていくことが必要です。
モンテカルロ法は損切りも必要
モンテカルロ法の弱点を2つ挙げましたが、どちらも適切な損切りの判断を下すことができれば、致命傷を負うほどではありません。
勝率50％を切っても利益が出せますし、連敗してもマーチンゲール法のようにテーブルリミットに到達するほど賭け金が膨れ上がる、ということはありません。
したがって、流れが悪い時には思い切って損切りして、最初から新しいセットを始めて少しずつマイナス分を取り返すことをおすすめします。
バカラ攻略・必勝法「モンテカルロ法」のまとめ
バカラでモンテカルロ法を使う時のポイントをまとめます。
- 必ず数列を紙に書いて、賭け金を間違えないようにする。
- 勝負が長引いた時には賭け金がそれなりに上がるので、最初の数列を小さめにする。
- 賭け金と損失が大きくなったら、損切りを考える。
モンテカルロ法は、バカラ上級者に人気のある賭け方で「モンテカルロ法が最強。」という人も多いほど優位性の高いシステムベット法です。
完璧に覚えるまでは、賭け金を小さめにして実践してください。
